2016年08月10日

EMBODIMENT(エンボディメント)5


ここまで読んでみて、ご自分でもEMBODIMENTが出来そうと
思ってもらえたら嬉しいです。

以前のチャプターで取り上げさせて貰った、ヘレン・ケラーさん。
EMBODIMENTを得るのに、 何度も繰り返して水に触れさせて、
手に文字を書いていた
のを覚えていますか。
知識は脳に入れられますが、体と脳を繋げるには、
何度も動いて間違っている動きや使い方を修正して、
正しい動きや体の使い方を手に入れるしかないのです。
子供が掴まって立ち上がって、よろよろしながら歩き方を覚える手順です。

もし体をぐるぐるに巻かれた子猫が、顔だけ出して、
他の猫の動きを観察して動き方を知っていても。
実際に体を使って動いた事がなければ、ぐるぐる巻きを解かれても
すぐには同じ様には動く事は出来ません。

まず実際に動いてみましょうか。
動作の基本である、「膝を曲げる」という動きをしてみましょう。
(立ったり、座ったり、歩いたりは膝を曲げる動きだったり、その応用になります)

*両足を腰幅に揃えて、ゆったりと立ってみましょう。
 (固まった良い姿勢を作る必要はありません。あくまで楽な体で)

*両腕は力を抜いて、まるで紐の先に石が着いて、
 肩からぶら下がっている様です。
 (体がただそこに置いてある、だけです)

*『探求』体の重さは両足に均等にかかっていますか?
 (もし左右差があると感じたら、
  バランスが取れる様に体を動かしてみましょう。
  ほんの少しだけ、ゆっくりと動いてみてください。)

*『探求』腰が反っていたりしませんか?
 (自分の骨盤を前に後ろに、ゆっくりと動かして、
  上半身の重さがきちんと足にかかるポジションを見つけてみて下さい)

* 膝を少し曲げてみましょう。

*『探求』自分の身体の重みが踵の前、
  アーチの山のところに落ちて受け止めて貰えていますか? 
  両脚で均等にその重さを支えられていますか?

*今度は、膝を伸ばして元の姿勢(立位)にもどりますね。

*『探求』動きを膝から始めないで、自分の重みを両足に乗せて、
  さらにそれが地面により沈む感覚で上に伸びて下さい。
  力の動く順番が足⇒足首⇒膝⇒股関節⇒腰⇒背骨
  ⇒首⇒頭のてっぺんとなっていますか?
  膝は最初に動いてしまったり、胸を持ち上げて動きを作ってませんか?

膝曲げ『Knee bend』は、動きの基本動作です。
ヨガの凄いポーズが出来ても、膝まげがちゃんと出来ていないと、
いずれ身体のどこかが痛くなります。

人間は皆同じではありません。背が高かったり、お金持ちだったり、
綺麗だったりそうでなかったり・・・
でも生き物全部に平等に「重力」はかかっています
この重力を身体で感じて、自分の味方につけてください
地球上で生きる為のマニュアルを手に入れる事になります。
posted by 貞吉 at 09:22| Comment(0) | ロルフィング

2016年08月08日

目を使わないで、見る


人はどうやって物を見ているか、知っていますか?

映像が光となって、目に入って来ます、光は、角膜・水晶体を通って
眼球の裏側にある網膜に、映像を逆さまに映し出しているのです。

眼球はただ光を通せば良いだけなのに、PC作業など近くの物を見る事が
多い為に、眼球に無駄に力を入れてしまっていて、疲れてしまうのです。

目を使わないというのは、目に力を入れない=凝視しないという事です。

イメージで表すと、いままでは森の中の1本の木を見ようと、凝視して
物を見ていませんでしたか? 森全体の木を見るように、目を使って下さい。
(1本の木を見るのですが、全体の中の1本を見る感じです。)

近くの物を、まるで遠くの物を見る様に、視界を広く感じながら
見てみるのです。

凝視し続けて、眼球の回りの筋肉を絶えず緊張させている人の目は
(ほとんどの人がそうだと思うのですが)
ちょっと飛び出ています。
利き目がある人は、そちらの目の方が飛び出ていますよ。

ピンポン玉を、5本の指の指先で持って、
その指先に力を入れてみてください。
どうなりますか?
ピンポン玉が前方に押し出されませんか。

森全体を見る目の使い方をすると、視界が広がるので、
実は「物が良く見える」ようになるんですよ。

PC作業の時は勿論、外を歩くときも、目を開けている時は、
森全体を見るように目を使ってみて下さい。

そして目にどのような変化があるか、探求してみて欲しいのです。



posted by 貞吉 at 17:37| Comment(0) | ロルフィング

2016年08月07日

感覚を言葉で表す難しさ


EMBODIMENT4で、EMBODIMENT出来た時の「感覚」を、
*体に稲妻が走る感動 とか
*全身に生きている喜びに満ちあふれる と言い表しました。

「私の言葉で表す」と上記のような表現になってしまいます。

ロルフィングのセッションの時は勿論、普段の生活でも、
「気持ち」や「感覚」のような、形のない事柄を
言葉で説明する事の難しさを味わっています。

どんな言葉使いをするか、年齢・経験・地域性・性格、
等々いろんな個人的な要因で全員違ってきます。

言葉はその事柄を全部表しているとは限らない。のです。

ロルフィングのセッションでは、ポジションを保ったまま、
クライアントさんに動きの指示を言葉で出しますが、
その時に、「言葉半分」で受け取って欲しいのです。
言葉の先にある、形の無い何か、
体の中で動いているエネルギーを、想像しながら
動いて欲しいのです。(難しい注文ですよね・・・)

この方法、普段の生活にも取り入れられますし、
上手く出来ると、色んな事があんまり気にならなくなって、お薦めです。
(言葉を深読みしないで、言葉の先を感じてみると。
私が好きと言っている事柄を
嫌いと言われても、
結局同じ事を言っているんだなと気がついたりします。
ちょっと前は若者が、「やべえ〜」とか言っても、好きの表現方法だったりしましたもんね)
posted by 貞吉 at 10:53| Comment(0) | ロルフィング