2016年08月05日

EMBODIMENT(エンボディメント)3

頭を休めて、体の感覚に耳を傾ける
をEMBODIMENT2で始めてみましたが、いかがですか?
「体の感覚」に「気付く」いて「頭が思う様に体を動かす」には、
いくつかコツがあるんです。
もうEMBODIMENT2の探求の動きを通して、
気がついてしまったでしょうか。
そのコツは3つあります。

1)動きのイメージを持つ。
2)目を使わないで、見る。
3)ゆっくり動く。

もう少し説明しますね。

「動きのイメージを持つ」
方法としては、前回やった「懐中電灯で照らす」という風に、
実際の動きを他の動作でイメージするのも良いです。
私自身が良くやるのは良い方の動きを真似するという事です。
痛みや動きの悪さがあると、どうしても意識がそちらに行ってしまい、
そこを治そう治そうそいう気持ちが働いてしまいます。
人間の体は左右対称になっているので、勿論例外もありますが、
2つ同じパーツが備わっています。
例えば右の足のアーチの動きが悪いな〜と感じたら、
動きの良い左側の足のアーチの動きを感じて、
右側が同じ様に動くイメージを持つのです。
左側がマラソンで言うと伴奏者で、
右側の走者が、良い伴奏者にひっぱられて
どんどん良い走りが出来てくるんです。

「目を使わないで、見る」
実際は目を開けていないと、見えないし動けません。
目を使わないというのは、「目を開けているけど使わない方法」です。
今後、また詳しく説明することにしますね。

「ゆっくり動く」
いままで「体の感覚」に意識を向けていなかったので、
最初はゆっくりな動きでないと、
信号を受け止められません。
いまはまだ脳からの信号の出力が10だとしたら、
体からの信号の出力が2位です。
意識を向ける事で、体からの出力をどんどん感じられる様になります。
どちらも同じ出力に持って行くのが目標です。
アスリートは、調子の良い時は、この両方の信号が、
早い動きをしている時も同じ出力で受け取れているんです。
まずは自分が、いまどれ位のスピードだったら感じられるのか、
知る事から始めて下さい。



posted by 貞吉 at 11:14| Comment(0) | ロルフィング

2016年08月04日

EMBODIMENT(エンボディメント)2

EMBODIMENT1で、良い姿勢(楽で気持ちよい姿勢と言い換えた方が
本質に近いかもしれません)を得るには、
体の感覚に気がつく事が重要だと
何となく感じて頂けたのではないでしょうか。

今回はもう少し、「体の感覚」と「気づき」についてお話ししますね。

クライアントさんと、こんな会話があったとします。

私       「両足を腰幅で平行にして、立ってみて下さい。」
私       「その時に両足にかかる体重は均等ですか?」
クライアントさん「右足裏により体重がかかっているようです。」
私       「体重を両足に均等に乗せる様にしてから、膝を軽く曲げて下さい。」
私       「動きを膝から始めて下さい。」
クライアントさん「・・・・・・」
私       「均等に体重がかかって、膝から動けていると感じますか?」
クライアントさん「そうやってるつもりです。」
私       「・・・・・・」

最初クライアントさんは、自分の体重が足に均等にかかっていない
「体の感覚」に「気づいて」いました。
次にいつくかの動きを組み合わせた動きになると、
とたんに「体の感覚」が分からなくなってしまったようです。

「そうやっているつもり」という返事は、頭から動きの指令は
出ているけど、体から出ている動きの指令を
ちゃんとキャッチ出来ていないという事です。

「体の感覚」に「気づく」には
体を「EXPLORE=探検する」しなければいけません。

本当なら生まれながらに出来る事なのですが、
現代社会はコンクリートの上を固い靴を履いて歩き、
危険が襲って来ない様に、
たえず外側に感覚を向けていなければいけません。
段々体への探求力が失われてしまうのも当たり前です。
(外側に感覚が向き過ぎるのです)

ここで簡単な、EXPLORE(探求)の練習をしてみましょう。

上の膝を曲げる一連の動きをまずは、こんなイメージを持って
やってみて下さい。
*体の中を懐中電灯の光を当てながら、探索している自分がいるように。

*次は、目を閉じて、又目を開けて、同じ動きをした時に、
 体の感覚に違いはあるか感じてみましょう。

*膝を曲げるスピードを、早く、又はゆっくりしてみて、
 どれくらいのスピードの時が体の感覚を良く感じられるでしょうか。

どうでしたか?

いままでより、自分の「体の感覚」に「気づき」やすくなっていませんか。
頭を休ませて、体の感覚を探求するボディワーク、それがロルフィングです。

合い言葉は、「Don’t think. Feel it !!」(死亡遊戯の中での、ブルース・リーの台詞)



posted by 貞吉 at 19:15| Comment(0) | ロルフィング

2016年08月02日

EMBODIMENT(エンボディメント)1


自己愛はどうなったんだって?
焦らない焦らない。まずはパズルのパーツを集めて行きましょう。

ロルフィングのトレーニングで、学んだ事は沢山あるけれど、

まず最初に浮かんでくるのは、EMBODIMENT=体現化という言葉です。
説明するのがちょっと難しい言葉です。
何でかと言うと「感覚」に関係する事だからです。

姿勢を改善するには、そこを押したり引っ張ったりするだけでは
充分じゃありません。
自分の脳と体が、間違った姿勢や体の使い方に
「気がついて」「自分で正しい場所に戻る」必要があるからです。
だって人間は生きて動いています。いま変っても根本が変らなければ、
元に戻ってしまいます。

皆さんご自分の姿勢が悪いのは知っているんです。
何故って家族に注意されたり、自分が写っている写真を見て
頭で分かっているのです。
でもそれは本当に知っているという事とは違うんです。
「本当の意味で理解する」という事は、
体の状態を頭がちゃんと理解出来ていて、
体に動きの指示を出せて体がその通りに動ける事なんです。
(ますます分かり難くなっちゃったかな・・・)

それが EMBODIMENTなのです。

両足を腰幅で平行に揃えて立って、その様子を鏡で見て下さい。
両足をきちんと平行に揃えたと(頭が)思っていたのに、
どちらかの足先がハの字の様に開いたりしていませんか?
いまの体の状況を頭が間違って把握しているからなんです。
良い姿勢・良い動きを手に入れるには、
その頭にある体の地図(「BODY MAP」と呼んでます。)を
書き換える必要があるんです。

ロルフィングは、10セッションを通して、
正しい姿勢で動きを繰り返す事で、
脳に変化の為の「気づき」をもたらす事が出来る、
希有なボディーワークです。

posted by 貞吉 at 14:50| Comment(0) | ロルフィング